葬送のフリーレン / 山田鐘人・アベツカサ 2巻 【あらすじ・感想 / 考察】

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『葬送のフリーレン』2巻の見どころ!

 物語が幕を開ける1巻の見どころを紹介していきます!

 今巻の見どころは、ずばりこれ!

  • 戦士シュタルク
  • 残酷な魔物や魔族の性質
  • 綺麗な作品タイトル回収!

 

『葬送のフリーレン』概要

魔王を打ち倒した勇者ヒンメル一行は、王都へと凱旋する。誰もが望んでいた「平和な世界」が、50に一度のエーラ流星群と共に、幕を開けた。

勇者パーティーの魔法使いフリーレンは、人よりも遥かに長寿なエルフ族であり、10年間の魔王討伐の旅も、自らの人生の中では、ほんの一瞬のことだと言い、すぐに趣味である魔法収集の旅に出る。50年後のエーラ流星群の日の再開を約束して。

ー50年後、再び王都を訪れたフリーレンの前に現れたのは、年老いてしまったかつての勇者ヒンメル、僧侶ハイター、そして一見すると月日の経過を感じさせないドワーフ族の戦士アイゼンだった。かつての勇者一行は、最後の1週間限りの旅の果てにエーラ流星群を見る。

ほどなくして、勇者ヒンメルは死に、街中が悲しみに暮れ葬儀が行われる。

勇者の死をきっかけに、エルフのフリーレンは「もっと人を知る為」に生きていくことを決意し、「ヒンメルとの再会をさせてやりたい」というハイターとアイゼンの意をくみ、大陸の最北にあるとされる魂の眠る地「オレオール」を目指していくーー

『葬送のフリーレン』2巻 あらすじ・感想

週刊少年サンデー連載『葬送のフリーレン』著:山田鐘人・アベツカサ

 

『葬送のフリーレン』の単行本 / 各まとめ

  • 1巻
  • 2巻
  • 3巻
  • 4巻
  • 5巻
  • 6巻
  • 7巻
  • 8巻
  • 9巻
  • 10巻
  • 11巻
  • 12巻(2023年12月18日)

以下、続刊

『葬送のフリーレン』2巻 あらすじ

 勇者ヒンメルの死から28年、死者に会える「オレオール」を目指すことになったフリーレンとフェルンは、アイゼンの頼みで、アイゼンの弟子である戦士をパーティーに迎えるべく北上していく。

 ある村では、紅鏡竜と呼ばれる竜種の脅威にさらされていたが、英雄が村に現れてからは被害が無くなっていた。そんな村の英雄であり、アイゼンの弟子であるシュタルクは本当はーー

 また、フリーレンは立ち寄った村で簡単な依頼をこなす中で、死者の幻を見せる魔物「アインザーム」の討伐を依頼される、フリーレンとフェルンの面前に現れた幻影は、育ての親であるハイターと、勇者ヒンメルでーー

 そして、グラナト伯爵領では、大魔族であり魔王軍直下の「七崩賢:断頭台のアウラ」の脅威にさらされる中、和平を望むと言いうアウラの使者である魔族が領内に招かれる。その選択がもたらすのは、真の和平か、それとも・・・

『葬送のフリーレン』2巻のCONTENTS

第 8話 百分の一
第 9話 死者の幻影
第10話 紅鏡竜
第11話 村の英雄
第12話 北方の関所
第13話 解放祭
第14話 言葉を話す魔物
第15話 ドラート
第16話 衛兵殺し
第17話 葬送のフリーレン

以下続刊

『葬送のフリーレン』2巻の感想

 2巻では、オレオールを目指すフリーレンとフェルンの様子を描きながら、3人目のパーティーメンバーであり、戦死アイゼンの弟子シュタルクを仲間に加えるエピソードが描かれます。
 少しずつクエストをこなしたり、イベントがあったり、パーティーメンバーを加えるエピソードがあったりと、まるでRPGを進めている様な感覚で読めるのもまた『葬送のフリーレン』の魅力の一つかなと思います。

 また、フリーレンや勇者一行であったヒンメル、ハイター、アイゼンでさえも完全無欠ではないことが描かれているように、葬送のフリーレンの登場人物には必ず「長所」と「抜けたところ」があるのが、また個々の魅力を引き立てると共に、共感できる理由かなと思います。

 そして、今巻では人類と敵対する「魔物」の狡猾さや残酷さを描きながら、大魔法使いフランメが「人語を操る魔物」と定義した「魔族」の習性についても描かれていきます。人間を捕食する生物が人語を操る理由は・・・

 そして、今回最大の見せ場はなんといっても、綺麗な作品タイトル『葬送のフリーレン』のタイトル回収劇です。

 一巻では、ヒンメルやハイターの死を見届ける、葬送のエピソードが描かれましたが、また異なる理由での伏線回収になるので、ぜひ読んでみて欲しいです!
 

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『葬送のフリーレン』2巻 考察(ネタバレ微含む)

 ここからは少しだけ内容ネタバレが含まれます。
 ネタバレが苦手な人は違う記事に移動するか、ブラウザバックをお願いします!

『葬送のフリーレン』2巻の伏線・考察ポイント

 『葬送のフリーレン』2巻に出てきた伏線・考察ポイントはこちら!

  • 戦士シュタルクとは
  • 狡猾な魔物と人語を操る魔族
  • フリーレンPTの強さ
  • 葬送のフリーレン

『葬送のフリーレン』2巻の考察

 ここからは今巻の内容から、今後を考察・予想していきたいと思います!

戦士シュタルクとは

 フリーレン一行の前衛職、戦士シュタルクが登場し、紅鏡竜との対峙エピソードが描かれましたが、アイゼンが恐れるほどの潜在能力を持つシュタルクは、臆病で、いまだ魔物と実際の戦闘を経験する覚悟が持てない少年でした。

 ですが、賢い竜種である紅鏡竜は、村にシュタルクという格上の脅威が居ることで、村を襲うことが無くなっていました。とはいえ、すでに人間を食ったことのある紅鏡竜は脅威でしかないので、フリーレンは討伐を続行。

 30秒の足止めをシュタルクに任せますが、日々研鑽だけは欠かさなかったシュタルクの一撃で紅鏡竜は沈みます。

 魔王討伐パーティーの戦士だったアイゼンですら、恐ろしく手が出てしまったシュタルクの潜在能力はもはや疑いようがありませんね!

狡猾な魔物と人語を操る魔族

 フリーレンとフェルンが対峙した「アインザーム」、グラナト領で戦う「3体の魔族」のエピソードは、エルフと人間という価値観の違いを描くこの作品の中で、もう一つ大きな価値観の乖離がある、魔族と人類(ドワーフ族・エルフ族は人類として描かれている)との決定的な価値観や習性の違いを描いていきます。

 特に人語を操る魔族に関して、グラナト伯爵やシュタルク、かつてのヒンメルが感じた様に「同じ人語を操るのだから対話ができるのではないか?」という至極真っ当な疑問を投げかけてきますが、フリーレンは吐き捨てる様に魔族との対話は無意味、対話などできないと言い切りました。

 それは、人間を捕食する捕食者が被食者の人語を操る意味を考えても、至極当然で、どこまでも残酷な理由です。魔族にとっての人語は、あくまでも捕食の為の道具であり、人類を騙し、欺くためのものでしかないのです。

 このことから、人類であるエルフと人間の価値観のズレを描きながら、人類と魔族においては一線を引くという作品のスタンスが示された2巻と言えます。

フリーレンPTの強さ

 ヒンメル一行も大概でしたが、フリーレンパーティーもなかなかに化物ぞろいになってきましたね。

 ヒンメルPTは、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンの四名でしたが、フリーレンPTは魔法使いフリーレン、魔法使いフェルン、そして戦士シュタルクがここまでに登場しています。
 恐らく、今後の展開では僧侶を仲間にするのだろうと思いますが、前衛職は一人で良いのですかね?ちょっと攻撃に寄りすぎてないかなと個人的には思います。

 個々の強さを現時点までの情報で見てみると、1000年以上を生きた大魔法使いフリーレン、その弟子であり勇者一行の僧侶が才能を見出した天才魔法使いフェルン、そして勇者一行の戦士の弟子であり師匠をして怖いと思わせる潜在能力を秘めた戦士シュタルクは竜種である紅鏡竜を一撃で仕留める戦闘力を有しています。

 この時点で、冒険冒頭に出てくるような魔物や魔族からしたら、「強くてニューゲーム」どころじゃないオーバースペックのパティ―に感じて、たまったものではないでしょうね。

 不安要素があるとすれば、才能は突出していても、まだまだフェルンもシュタルクも実戦経験の足りないビギナーであるということでしょうか。この辺を突いてくる魔物や魔族に苦しめられるエピソードも描かれそうですよね。

葬送のフリーレン

 2巻で話さずにいられないのが、『葬送のフリーレン』のタイトル回収ですね。

 まずは、先にも少し書きましたが、1巻では勇者ヒンメルと僧侶ハイターの死を見送った「葬送」のエピソードが描かれ、それをきっかけに新たな目的を胸にフリーレンが旅に出るという、『葬送のフリーレン』一つ目のタイトル回収をしています。
これだけでも、かなりの納得感があって、綺麗な物語のスタートだなと思っていたので、ここでのタイトル回収には正直驚きましたね。してやられた感すらあります。

 魔王直下の七崩賢「断頭台のアウラ」との戦いの中で、1000年以上を生きた大魔法使いフリーレンは、歴史上もっとも多くの魔族を屠ったことから、魔族の間で『葬送のフリーレン』と畏怖を込めて呼ばれていることが判明します。

 ここまで、確かに強いけど、だらしない姿や、自由気ままな性格を描いてきて、強敵と対峙したこのタイミングで改めてフリーレンの異質な強さを見せた直後のタイトル回収だったので、しびれました。

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予告PV:第1弾

予告PV:第2弾

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