もののがたり / オニグンソウ 2巻 【あらすじ・感想 / 考察】

もののがたり 感想・考察

『もののがたり』2巻の見どころ!

 物語が広がる2巻の見どころを紹介していきます!

 『もののがたり』2巻の見どころは、ずばりこれ!

  • 兵馬とぼたんの周りの勢力図
  • 一癖も二癖もある新登場キャラがいっぱい
  • ぼたんの日常に潜む影

もののがたり概要

長い歳月を経た万物に、人ならざるもの達が神錆び「付喪神」となる。
現世に迷い出でてしまった「付喪神」を常世に還すことを生業とするのが塞眼(さえのめ)である。

御三家の一つである岐家(くなとけ)次期当主の兵馬(ひょうま)は、幼い頃に大切な家族である兄と姉を殺され付喪神への憎しみに飲み込まれていた。

そんな中で、兵馬は、付喪神である『婚礼調度』七人と一緒に暮らす長月ぼたん(ながつき ぼたん)と出会う。

付喪神を憎み恨む者と、付喪神と仲睦まじく暮らす者、相反する現状に身を置く二人が出会うことで、それぞれの抱える悩みや問題が次第に解けていく。

これは、深い絆と恋のものがたりーー。

前の巻のあらすじと感想はこちら!

 前巻の内容をさらっと振り返りはコチラから!

『もののがたり』2巻 あらすじ・感想

ウルトラジャンプ連載『もののがたり』著:オニグンソウ

『もののがたり』2巻 あらすじ

  ぼたんの琴線に触れ、三日間の内に『婚礼調度』たちから認められなければ、長月家に居座ることができないという課題を、なんとかクリアした兵馬。
 その矢先に、婚礼調度たちは声を潜め、何か密談を交わす・・・

 そうして長月家での生活の始まった兵馬だったが、それは意図せずも”ある不文律”に触れる行動だった。その歪は瞬く間に方々に広がっていく。

 先ずは、長月ぼたんの前に不審な付喪神が現れる。兵馬とナギ、結によって速やかに、怪しげな付喪神は常世へと送られた。
 時を同じくして、兵馬の祖父であり”岐家現当主”の造兵と『婚礼調度』の羽織、匣(くしげ)は、挂(かい)と呼ばれる「付喪神」に呼び出される。その正体は「京都三大付喪神」である大具足の挂。
 そして、長月家の護符を破壊するほどの力を持つ、二人組の付喪神。

 京の人間だけでなく、付喪神にまで広がる不文律「長月ぼたんを用いるな」とは一体なんなのかーー

『もののがたり』2巻の感想

 1巻でなんやかんやあって、『婚礼調度』とぼたんに認められた兵馬。兵馬を認め、一緒に暮らすことへの不安が小さくなった『婚礼調度』は、彼らの本懐の為に画策し始めます。日常回ってほんわかするし、バトルものにおいてはキャラの掘り下げとしても機能するから大切ですよね。

 兵馬が長月ぼたんと接触したことが京に伝わる”不文律”に触れたということで、様々な勢力が動き出し、各々の腹の内は未だ隠しながらも動きを見せ始め、日常回から一気にシリアスな展開になっていきます。

 純粋無垢に見えるぼたんが抱える謎が大きくなります。

 そして、ぼたんの日常に潜む影を、『婚礼調度』たちは兵馬に見せることに決めます。
 これって、親代わりでもあり、友人でもあり、家族でもある『婚礼調度』にとって簡単な選択ではなかったと思うんですよね。ともすれば、兵馬が邪な思想を持てば、ぼたんを危険にさらすことになるようなことでもあるので、兵馬の真っ直ぐさが伝わったんだと感動しつつ、ぼたんの置かれている状況の危うさに絶望もしました。

 2巻はなごやかな日常回があってからこその、後半のシリアス回がより際立っていましたね。

 これからぼたんの謎に迫っていくのが、楽しみです!
 

 

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『もののがたり』2巻 考察(ネタバレ微含む)

 ここからは少しだけ内容ネタバレが含まれます。
 ネタバレが苦手な人は違う記事に移動するか、ブラウザバックをお願いします!

『もののがたり』2巻の伏線・考察ポイント

 『もののがたり』今巻ポイントはこちら!

  • 不文律「長月ぼたんを用いるな」とは
  • 各勢力は兵馬とぼたんにとって味方か敵か
  • ぼたんを見つめる邪な影
  • ぼたんの中に眠るマレビト

『もののがたり』2巻の考察

 ここからは『もののがたり』今巻の内容から、今後を考察・予想していきたいと思います!

不文律「長月ぼたんを用いるな」とは

 今回判明した、京に広がる不文律「長月ぼたんを用いるな」とはなんなのでしょうか?

 気になるのはやはり、”用いるな”という表現かなと思います。用いるは普通であれば「道具」や「用具」を使う、利用する際の表現ですよね。まず、人間に使う言葉ではありません。

 となると、ここから二つのことが分かって、1つは、人間にとっても「付喪神」にとっても”ぼたんには利用価値”があるということ。
 もう1つは不文律を作った何者か、不文律を守る人間と付喪神にとってぼたんは人間ではなく、何か利用価値のあるモノという認識だということです。

 不穏な感じがしますし、少し胸やけのする感じがありますね。

各勢力は兵馬とぼたんにとって味方か敵か

 今回新たに現れたのは「京都三大付喪神」、ぼたんを視る「付喪神」達、何者かに雇われた中立を自負する二人の「特例付喪神」ですね。

 現状はっきりしていることは兵馬の味方は「長月家」と「岐家」。他の御三家は未登場で立ち位置は分かりません。

 今回登場した勢力は、少なくとも「ぼたんに付きまとう付喪神たち」は兵馬の見方ではありませんね。京都三大付喪神は特例中の特例のようですからその胸の内は計り知れません。
 中立と言った「煽」と「袿」は意図せずも不文律に触れる兵馬の本当の見方にはなりえない感じがしますね。ただもし、無いとは思いますが、兵馬がぼたんから離れる展開があったら、その時は共闘とかもあるんでしょうかね? 

ぼたんを見つめる邪な影

 1巻のラストで羽織が憂いていたことの一端が明かされ、ぼたんは長月家を離れると、息つく間もないほどずっと付喪神や邪な人間に視られて生活していることが分かりました。

 あんなに、無垢そうな笑顔のぼたんがそんな境遇にあるとか、かわいそすぎる。自分を利用しようとする邪心に触れ続けるとか、情人なら発狂してしまいそうですよね。

 ですが、その存在を知った兵馬は臆することなく、ぼたんを守る決意をしているようですし安心です。

ぼたんの中に眠るマレビト

 ラストに物語の根幹にかかわる一つ目の重大なことが判明しましたね。

 なんと、ぼたんの中には「マレビト」が存在していて、それは未だ未覚醒ではあるものの、付け狙われるだけの「天恵」をもたらす力がある可能性のものとのこと。

 天恵に授かろうと、ぼたんを用いる・・・ほんと「長月ぼたん」という一人の少女を蔑ろにしようとするモノの多さに辟易してしまいます。

 内に眠るマレビトの正体は未だよく分かっていませんが、神が宿る物を「付喪神」とするならば、神の宿る人間はーーぼたんは「生き神」となるということなのでしょうか? 

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