ここでは、葬送のフリーレンに登場するキャラクター「勇者:ヒンメル」について情報をまとめ、どんな人物で、どんな影響をフリーレンに与えたのか?
また、今後の活躍があるのか?おすすめのエピソードやシーンの紹介もしていきます!
単行本ごとの感想・まとめ/考察もチェックしてね!
以下、続刊
勇者ヒンメルの情報・活躍
勇者ヒンメルの情報
ここからは、勇者ヒンメルの基本的な情報から、物語においての立ち位置、作中の活躍やフリーレンへの影響について情報をまとめていきます。
所属・パーティー:勇者ヒンメルパーティー
勇者
僧侶
戦士
魔法使い
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概要
ヒンメルは蒼月草の咲く村で育った青年で、後に魔王討伐を果たす勇者です。
魔王討伐後は王都にて働き口を探して、勇者としての余生を過ごし、50年後にかつての仲間たちと「一緒にエーラ流星を見る」という最後の冒険をして、最後は仲間や、憧れ慕ってくれた多くの人々に見送られ、”あった方が都合がいい”天国へと旅立ちました。
育った村の孤児院には、後に共に旅をする僧侶ハイターがいました。
性格はナルシストであり、博愛者であり、誰よりも平和な世界を望んで、誰よりも冒険を楽しみながら、魔王討伐と言う人類最高の偉業を成し遂げます。
彼のナルシズムは作中では、自分をイケメンと言ったり、何かにつけて報酬として自分の銅像を建ててもらったりと、”困ったところ”として描かれることが多いですが、イケメン(勇者)然とした考えをするために、勇者とは斯くあるべきという行動をとる為に自分を鼓舞していたようにも感じます。
PTでの役割
ヒンメルは「勇者ヒンメル」一行を率いる勇者であり、素早さを活かした前衛職であったと思われます。
PT構成としては、勇者ヒンメル、戦士アイゼン、僧侶ハイター、魔法使いフリーレンということなので、とてもバランスの取れた、言ってしまえばRPGの王道安定PT構成ですよね。
勇者ヒンメルPTの戦闘描写はまだ多くないのですが、新章からは勇者一行の活躍もたくさん見られそうなので、続きが本当に待ち遠しいですね。
物語での立ち位置
ヒンメルは人類の悲願である魔王討伐を果たし、平和な世界を望んだ勇者です。当然立ち位置としては人類側ということになります。
また、作中での最重要なキャラクターの一人であることは間違いなく、旅の中で、旅が終わり死した後でも、主人公フリーレンに成長や気づきを与える存在となっています。
勇者ヒンメルの活躍
ヒンメルの輝かしい活躍としては、魔王討伐、七崩賢『不死なるベーゼ』討伐、『腐敗の賢老クヴァ―ル』の封印、「ダンジョン:千鏡の塔」の踏破ならびに人類史上最も多くのダンジョンの攻略。などなど、あげるとキリがありません。
今後、魔王討伐のエピソードについて描かれることもあると思うので、魔族の中で最も人類との共存に近づいた魔王とのエピソードや戦いは待ちきれませんね。
勇者ヒンメルはフリーレンにどんな影響を与えたのか
ヒンメルがフリーレンに与えた影響は多く、彼にとってフリーレンが大切な存在であったように、フリーレンにとってもヒンメルはとても大切な、恋愛感情などという表現では表しきれない関係性であったと言えそうです。
フリーレンを旅へと連れ出したこと、旅の中で共に楽しみ、時には全力で逃げ、いつでも真っ直ぐとした勇者然とした言動は、少しずつフリーレンの考え方や行動理念にまで影響を与えていったと言えます。
残念なことに、その変化はヒンメルの存命中には、まだまだ見えにくいものでしたが、ハイターとアイゼンの企みで、魂の眠る地オレオールでヒンメルとフリーレンが再会を果たした時には”人を知ろうとした”フリーレンの姿に彼は何を想い、なにを伝えるのでしょうか。
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勇者ヒンメル考察
ここからは、細かなエピソードも含めて、よりヒンメルというキャラクターを深堀していきます。ネタバレも含みますので、ネタバレが苦手な、まだ原作漫画やアニメを見ていない人はブラウザバックを!
本物の勇者ではない?
ヒンメルを考察するにあたって外すことができないのが、ヒンメルは果たして本物の勇者だったのか?ということです。
作中で、ヒンメルは「この世界を滅ぼす大きな災いを打ち払う勇者のみ」と言い伝えられる『勇者の剣』を抜くことができず、勇者の剣を守護する「剣の里」の当時の里長にも今回も本物の勇者ではなかったと言われてしまっています。
また幼馴染であり、共に魔王討伐の旅をしたハイターには幼少の頃に「偽物の勇者だ」と言われたりしています。
ヒンメルの持つ勇者の剣はレプリカ
ヒンメルは『勇者の剣』を携えていますが、実は勇者の剣を模したレプリカです。故郷の村に来た旅商人を魔物から守ってあげた際に、商人から「勇敢な少年へ」とプレゼントされたものになります。
ヒンメルはいつか本物の勇者の剣を引き抜きたいと思っていたようですが、先述の通り、ヒンメルは勇者の剣には選ばれませんでした。
ただ、この模造剣を旅の中で10年間使い続け、多くの魔族と戦い、難攻不落のダンジョンを踏破してきたと考えると、ただの模造剣なのか疑問ですよね。
常に剣をケアしていたとしても、耐久値は減っていきそうなものなので、魔法や女神さまの加護によって保護したりしていたのか、そもそも模造剣自体にそういった加護が付与されていたのか、はたまた勇者としての特殊能力や権能の様な力で剣が守られていいるということなのか、謎が深まりますね。
偽物の勇者だとしてもヒンメルは本物の勇者
勇者を勇者たらしめるものは、フリーレンの世界ではなんでしょう?
一つは伝承される『勇者の剣』に選ばれることにあるのは事実なんだと思います。
ですが勇者とは装備品だけが決めることではないのは自明の理ですよね。
フリーレンが言った、ヒンメルは勇者かどうかについての回答が単純明快で、「世界を救った英雄=勇者」であることも確かだと思います。
では、装備品・功績によって勇者となるのか?同じくらいに大事なのは、結局のところ勇者の人格であったり、言動含めた勇者であろうとする生き様にもあるように思います。
彼の言動は、仲間たちは勿論、立ち寄った村や街の人々、すれ違い困っていた人々など多くの人の人生を少しだけ変え、誰からも愛され称えられる勇者そのものでしたよね。
伝承・功績・人格を全て備えていなくとも、多大なる功績を上げ、勇者然とした人格をそなえ、勇者であろうと行動したヒンメルは疑いようの無い真の勇者であったと言えそうです。
勇者の剣はまだ引き抜かれる時ではなかった?
剣の里にある『勇者の剣』の伝承が本当で、勇者の剣自体も本物であったとすると、一つの仮説が生まれてきます。
その前にもう一度、伝承を確認しましょう。
勇者の剣を引き抜けるのは、この世界を滅ぼす大きな災いを打ち払う勇者のみ。
ここで気になるのは黄色でラインを引いた部分です。この部分は果たして、ヒンメルが打ち倒した魔王(魔族の侵攻・脅威)のことなのでしょうか?
もし、そうでないとしたら、実はまだ世界を滅ぼしかねない大きな災いは近づいておらず、ヒンメルが勇者の剣を抜こうとしてもまだ”その時”ではなかったという可能性も出てきます。
つまり、これから魔王以上の脅威が現れ、真に世界を滅ぼしかねない大きな災いが近づいた時こそ、勇者の剣を引き抜く勇者が選定されるのではないか?という可能性です。
この世界を滅ぼす大きな災いとは?
ヒンメル一行が打ち倒すこととなった魔王は確かに、当時の人類の勢力圏を1/3にまで縮め、各地で悪逆の限りを尽くしたとされています。しかし、後に魔王は、人類との共存を望み、魔族の中で最も人類との距離を縮めた魔族であることが判明します。
人類と魔族は決して分かり合うことはできないとしても、その思想が人類との共存であった魔王は、人類の実質的な脅威であったことは確かだと思います。ですが、この世界を滅ぼすものだったのでしょうか?
無論、人類が遺す伝承なので、「この世界」とは「人類が平和に暮らせる世界」という狭義の意味合いが強いのだと思います。
ですが、もしその伝承の発端が女神様などの高次存在だった場合には「この世界」とは「魔族や人類という種の違いなども関係なく、世界そのもの」という広義の意味合いである可能性が出てきます。
この世界を滅ぼすものとは?
まず、この考え自体が仮説なので、じゃあ誰がこの世界を滅ぼす大きな災いとなるのかは、考察でもなんでもなく僕の妄想になりますが、候補を4人挙げて、論説と言う名の妄想を短めに書きたいなと思います。
- 次期魔王となる魔族の残党
魔王軍の残党はまだ多く、ソリテールの様な魔力と邪悪さを持った無名の大魔族もいるので、次期魔王の様な存在の可能性があります。
新章ではフリーレンが勇者一行と旅をしていた時代にタイムリープしていますので、そこで何かしらの過去改変があると、打ち倒したはずの七崩賢や魔王の復活などの可能性も出てくるかもしれません。 - 女神様のような高次存在
僧侶の使う魔法は、女神様から聖典を授かった才ある者だけが扱えます。なので、聖典は魔法書の一つであると考えることもできそうです。かつて神話の時代以前に居た大魔法使いもしくは、大魔族が時が流れ女神様と呼ばれるようになったのかもしれず、そんな存在が生きていたり、何かしらの方法で顕現した時に大きな災いをもたらすこともあるかもしれません。 - 人類悪の権化となる人物
色んなファンタジー作品で、様々な呼称で呼ばれる、人類が人類であるがゆえに抱く負の感情や、ネガティブな行動=人類悪を全て備えたサイコキラーのような存在だったり、儀式や魔術によって人類悪の器とされた者が厄災をもたらす可能性も0ではないかなと思っています。 - 大魔法使いゼーリエ
1000年以上生きた魔法使いフリーレンの師である、大魔法使いフランメの師である、ゼーリエが何かしらの考えで世界を滅ぼそうと考えた時に、それはかつての魔王を超える脅威となりそうな気もします。世界を滅ぼすことが人類の発展に近づくというのをゼーリエが直感してしまうと、危険な感じがしますよね。
4つとも妄想の域をでませんが、どれもファンタジー作品においてラスボス的な立ち位置として使われることがあるように思います。
個人的な印象ですけど。1.魔族の残党はベタで王道ですがとても多くの作品で使われています。3.人類悪は『型月作品』ぽさがあり、2.女神様となれば『七つの大罪』ぽさがあり、4.ゼーリエだとすれば『ブリーチ』の愛染やユーハバッハの思想を思い出します。
みさなんはどの仮説が好きですか?
ヒンメルはフリーレンに恋をしていた?
あまり人の色恋をどうこう言いたくないのですが、やっぱり「ヒンメルってフリーレンのこと好きだったのかな?」というのは、誰もが気になりますよね。
作中でも、ヒンメルはフリーレンに対して、他の仲間には見せない表情を多く見せていますし、鮮やかな記憶として残るのは、シュタルクが無意識に選んだフェルンへの誕生日プレゼントに施された意匠「鏡蓮華」と同じデザインの指輪を、フリーレンが無意識に選びヒンメルからプレゼントをもらうシーンですよね。
街の通りの真ん中で、ヒンメルは片膝をついて傅き、フリーレンの手を取って左手の薬指に指輪をはめます。その意匠「鏡蓮華」の花言葉は『久遠の愛情』でした。
「もう付き合っちゃえよ!!いや、結婚しちゃえよ!!!!」
・・・と、心の声が漏れ出そうになってしまいましたが、これは分かりやすく『プロポーズ』や『結婚式』を連想させるシーンですよね。
じゃあ、素直にヒンメルはフリーレンに恋をしていたってことで良いんじゃないの?と思いますが、それは少し安直すぎるような気もします。
ヒンメルがフリーレンに抱いたのは恋心なのか?
ヒンメルとフリーレンの最初の出会いは、故郷近くの森で迷子になってしまったヒンメル少年に、通りかかったフリーレンが村までの帰り道を無言で指差し教え、ヒンメルを落ち着かせる為なのか『花畑を出す魔法』を使って見せた時です。
寂しく不安な時に、「魔法が美しいと思った」と心動かされたヒンメルは、目の前のエルフに感謝や憧れを抱いたと思いますが、恋心をもったのかは計れません。
旅の中で親交を深め、先に書いた指輪のシーンであったり、フリーレンが風邪をひいてしまった際にはイケメンな看病をしたり、大好きだったフランメとの思い出を胸の奥にしまってしまったフリーレンに「思い出して良いんだ」と伝えるシーンなど、友情を超えた感情があることは確かですね。
また、「鏡蓮華」の花言葉をヒンメルはしっていたかもしれない描写もありましたね。ヒンメルなら花言葉くらい知っていそうな気もしますし、その後のポロポーズの様な演出も含めて恋心を感じなくもありませんが、まだ決め手としては弱い気がします。
なぜなら、私たちが漫画やドラマ、噂話の中で「『バラ』の花言葉は、なんか愛情に関係するもんらしいなー」と知っている感じで、フリーレンたちの世界でも「『鏡蓮華』の花言葉は、なんか愛情に関係するもんらしいなー」と多くの人が知っていたのかもしれませんので。そう知っていたとしても、ヒンメルはあのシーンを行ったと思うので。
ヒンメルがフリーレンに抱いた特別な感情は愛情で間違いない
結局のところ、ヒンメルに聴いてみないと真相は分からないのですが、確かなことは、ヒンメルはフリーレンに対して特別な感情を抱いており、その特別な感情は愛情であったということです。
愛情は、一般的には恋愛関係における恋心の様な形で使われますが、親しい人との親子愛であったり、仲間たちへの友愛であったり、もちろん恋愛感情としての愛情もあり、ヒンメルの代名詞であるナルシズムも自己愛ですよね。
さらには仏教における無償の愛というのも愛情と考えられますし、ホスピタリティも大きく分類したら愛情といえたりします。
こう書くと、ヒンメルは勇者である前に「広く深い愛情を持った人物」であることが分かります。それは誰にも分け隔てなく注がれるものでもありましたし、フリーレンにだけに贈った愛情があったことも確かかなと思います。
この大きな愛情の中には、フリーレンへの恋心も混ざっていたとは思うのですが、僕の個人的な考察としては、色んな愛情の中で恋心はそこまで大きな比率ではなかったんじゃないかなと思っています。
友愛や尊敬、庇護欲が比較的多かったんじゃないかなぁ。
オレオールに着いたら本人の口から語られる?
フリーレンたちの旅の目的である「オレオール」にたどり着くことが出来れば、死んでしまったかつての仲間と再会し話すことが出来ると、大魔法使いフランメは手記に遺し、弟子であるフリーレンにその伝承を1000年の時を経て伝えています。
では、オレオールにたどり着いた時に、ヒンメルはフリーレンに告白をするのでしょうか?
これは予想ですが、ヒンメル本人の口から当時抱いていた感情の回答は出てこないだろうなと思っています。
なぜなら、ヒンメルはもう死んでいて、フリーレンはまだまだ長い人生を生きていきます。それなのに、ヒンメルの感情を伝えても意味がなく、そんな行為をヒンメルは「イケメンではない」と考えるんじゃないでしょうか?
ですが、伏線の一つとして意識的に描いている部分なので、ヒンメルの回想の中で明かされることはあるかもしれませんね。作者から読者へのファンサービスみたいな感じで。
ヒンメルは誰よりもフリーレンに愛情を抱いていた
ヒンメルとフリーレンの関係性や、感情に関する描写は多く、すれ違う気持ちだったりというのも作品テーマの一つだと思うので、恋心が見える様なシーンは少なくないですね。
小さい頃に一目ぼれしたかもしれないし、一緒に旅をして恋心が大きくなった瞬間というのもあったかもしれませんが、出会いから別れまでの中でヒンメルが恋心や友愛、家族真愛、庇護愛など深い特別な愛情をフリーレンに抱いていたことだけは真実なのかなと思います。
今後の活躍は?
ヒンメルの今後の活躍は、これまで通りの回想シーンでのエピソードもあるでしょうし、新章での過去辺では直接的な活躍もたくさん楽しめそうです。また、旅のゴールでのフリーレンとの再会というクライマックスも用意されています。
ヒンメルは今後もバリバリに活躍していくキャラクターだと思うので、もっとヒンメルを好きになって、活躍を待ちたいですね!
個人的なおすすめエピソード&おすすめシーン
ここまで観てくれた人には、少なからず勇者ヒンメルの持つ魅力が伝わってくれてるのかなと思います。この記事読む前よりももっとヒンメルが好きになってくれてたら嬉しいです。
ということで、より好きになってもらいたいので、個人的に好きな話やシーンを紹介します!
ヒンメルがもっと好きになる、おすすめのエピソード
3巻 第25話 剣の里
考察でも取り上げましたが、個人的にも大好きなエピソードは剣の里での、勇者の剣に関するエピソードです。本物の勇者の剣を手にすると目を輝かせた回想から、勇者の剣に選ばれることはなかったシーン、そんなヒンメルのことを語るシュタルクやフリーレン、里長まで、ヒンメルの魅力が詰まったエピソードになっています。
9巻 第81話 黄金郷
黄金郷に還ってきた宮廷魔法使いのデンケンが、長年腰の重かった里帰りをした際に、愛した女性との幸せな時間を想い出した回想に続き、フリーレンもまた師匠フランメとの幸せな時間を長らく伏せていたけど、ヒンメルはそんなフリーレンに「思い出して良いんだ」と告げるエピソードも素敵です。
故人を回想するって、なんだか悲しくなりそうだし、実際に思い返せば失くした悲しみも蘇るかもしれないけれど、その人との幸せな時間や、かけがえのない思い出、渡した物や受け取ったものを振り返ることが出来る穏やかな時間なのだと感じました。
ヒンメルがもっと好きになる、おすすめのシーン
4巻 第30話 鏡蓮華 / フリーレンに指輪を贈るヒンメル
ヒンメルのおすすめシーンとしては、やっぱりフリーレンに鏡蓮華の意匠が施された指輪を、かしずきながら左手の薬指にはめるシーンは外せません。エモい描写の多い『葬送のフリーレン』の中でも、屈指の美しいシーンだと思います。
10巻 第97話 観測 / ベーゼの結界を破るイメージを持てないフリーレンを鼓舞する
黄金郷のマハトの呪いを受け、その解析と分解を試みるフリーレンが、かつて七崩賢『不死なるベーゼ』の結界にヒンメル達と閉じ込められてしまった時のことを回想するシーンです。
このシーンでは、強いゆえにベーゼとの実力差を悟り結界を破壊するイメージを持つことができないフリーレンを、仲間と鼓舞するシーンで、ヒンメルの一撃が結界をほんの少し欠けさせ、完全無欠の結界ではないことを伝え、であればフリーレンは結界を破ることが出来るという信頼を伝えたシーンだと感じました。
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